
フランス人の学生がみな背負っていたイーストパックのリュック。
カラーは大半が黒で、ときどき濃いグレーや渋めのブルー。
中高生はもちろん、大学生もリュックといえばみなイーストパックでした。
なにがそんなにいいのだろう、と不思議でしたが、フランス人が持っているバッグでつぎに多いのが、ロンシャン。
ル・プリアージュと名のついた”折りたためる”ナイロン素材のバッグは、価格も安く、エルベ・シャプリエのような舟形で荷物もたくさん入ります。
街ゆくひとを眺めていると、おばさんから若いひとまで実にたくさんの人がロンシャンを手にしています。
日本ではショルダータイプが多く出回っているようですが、フランス人は、持ち手が短いバッグを好みます。
黒やネイビーにカーキなど、濃いめの主張しないカラーが主流です。
イーストパックとロンシャン。
どちらもナイロン製で軽く、丈夫で耐久性もあり適正価格。
無駄を省いたシンプルで飽きのこないデザイン。
フランス人好みの要素が、凝縮しています。