Orange
フランス語で「オレンジ」を意味する単語です。
だいだい色や果物の”オレンジ”もそうですが、
フランステレコム(フランスの大手通信会社)の「オランジュ」でもあります。
携帯の”キャリア”としての「Orange」は、
フランスで生活していなければおそらく浮かびません。
フランスで暮らしていた方は、だいだい色の四角いロゴが浮かび、
日本のNTT(ドコモ)に匹敵するようなイメージを持っていることでしょう。
そしてSFRの赤いロゴや、人のマークのブーイングテレコムなど、
競合他社のイメージも同時にわきあがります。
現地で携帯電話を購入したことがあれば、
料金の”パッケージ”を意味する「forfait」に、
2年契約の「engagement 24 mois」などと関連した単語が頭に浮かびます。
路面店やFnacの店内にあるモバイルショップの光景を思い浮かべているかもしれません。
はじまりは、Orangeというたった1つの単語です。
すべての単語に、おなじことが起こります。
言葉を聞いたときに、なにが浮かぶか。
なにも浮かばなければ、その言葉の”経験”が足りない、ということです。
経験は、見聞きした体験に限らず、読んだ知識もまた経験です。
経験した言葉の響きは、一生忘れることがありません。
やがて、自分だけの”感覚の辞書”ができあがります。
現地で外国語を学ぶことのメリットは、そこにあると思います。
詳しくは、こちらの本をご参照ください。